自炊の方法

<自炊の方法>

自炊、紙の本を電子化するには具体的にどうしたらよいのか?

作業方法もいろいろあって、手段もいくつかある。

<自炊作業>

1.裁断
→本を1ページごとにバラバラに分解

まっすぐ置いた本を背表紙から少し内側でザクっと切断する感じ

2.スキャン
→スキャナーで読み取りパソコンへ

自炊に使うADFスキャナーは何十枚かセットすれば
自動で全て読み取ってくれる、しかも高速。

3.ファイル変換
→読むファイル形式に変換や修正など

必要ならファイル画像を加工編集
読書アプリに合わせたフォーマットに変換
一般的にはPDFにすることが多い。

4.読書
パソコン、タブレット、スマホで読書

<自分でやるか?>

実は自分でやらずとも自炊代行業者も存在する。

【1】自分でやる

【2】業者に頼む
→業者に宅配で本を送り付けて、代金を支払い、電子化されたファイルを受け取る。

自炊代行業者

<機材の購入>

上記の通り、自炊するには機材が必要。

パソコンはもとより、高速自動給紙のADFスキャナー、本を裁断する裁断機を購入する。

コピー複合機のスキャナー機能、フラットベッドスキャナでもできなくはないし、裁断機が無くともカッターで裁断もできる。
しかしそれだけ膨大な時間と労力がかかる覚悟が必要、というか非現実的。
一般的に自炊するという場合、ADFスキャナーを使う。

自炊スキャナー比較
自炊裁断方法

自炊代行業者に依頼する場合は何ら機材は必要ない。

<自炊専用レンタルスペース>

自炊専用のレンタルスペースがある。
自炊のためだけに各デスクにパソコンとADFスキャナー、裁断機が用意されてる、ネットカフェやレンタルオフィス的なお店。

本を持ってお店へ行って、自分でやる。(裁断は店員がしてくれる場合もあり)
業務用の高性能スキャナーが使える場合もある。

デメリットとしては、家中の全ての本の自炊はほぼ無理。
1冊あたり割高になり、交通費など合わせるとさらに費用はかさむ。

自炊専用レンタルスペース

<機材レンタル>

裁断機とスキャナーを機材レンタルできるサービスがある。
自宅に裁断機とスキャナーが宅配で送られてくるので、レンタル期間の10日間とか1か月で自炊して機材返却。

機材を購入する必要がないし、返却してしまえば部屋のスペースも取られない。

デメリットとしては、その10日間とかで何冊自炊できるのか?
常時ちょこちょこ自炊できない。

自炊機材レンタル

<まとめ>

自分に合った自炊方法を選択したい。
時間が無い人は代行業者一択、何冊か持ち歩き用の電子化ならレンタルスペースか?

しかしスキャナーを買ってしまったほうが、長い目で見ると費用も安く、何かと便利である。